余白
つい先日、所属している団体のメンバーで旅行に行ってきた。
そこで夜中、当然のようにひとつの部屋に集まってUNO大会が始まった。
ふつうに狭いし誰もが眠そうだけど、なぜかみんなでUNOをしている。(もちろん眠っている人もいる)
そこに目的なんかない、意味なんかない。
次の日のことを考えたら、絶対に今すぐ寝た方がいい。
なんで今UNOをしているかなんて、だれにもわからない。
ただひたすら流れる時間の共有をしているだけだ。
わたしは昔から、こういう意味のない時間がだいすきだ。
ミーティング終わりにご飯に行って、そのまま誰かの家でだらだらと意味もなくお酒飲んで遅くまで起きて、朝に目をこすりながら日常に戻っていくことを、よくしていた。
時には真面目な話をしたり、こんな時しか出来ない話をしたりするけど、ほとんどはその時間何をしてたかなんて覚えてない。
でも、それでいい。
意味のない時間は日々の生活の余白だと思う。
そしてその余白は、大人になればなるほど見つけにくいものだとも思う。
でもわたしはそういう時間がだいすきだし、これからも大切にしていきたい。
無理なく、ほどほどに。